おんな城主 直虎 7話「検地がやってきた」感想
このページは、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第7話の感想をお伝えしていきます。おんな城主直虎の6話で直親(三浦春馬)と次郎法師(柴咲コウ)が別々の道を歩むことになりました。
「おんな城主 直虎」の第7話はその続きからスタートします。7話の内容を簡単にまとめると、直親の帰参の許しを得るために今川家に願いでると検地がやってきたことで小野政次(高橋一生)といろいろありつつもなんとか切り抜ける。
そこには、直親の力だけでなく瀬名(菜々緒)から手紙をもらった次郎法師も大きな力となりました。その「おんな城主 直虎」の7話の感想を下記にてお伝えしていきますので、お楽しみくださね。
おんな城主直虎7話「検地がやってきた」感想
おんな城主直虎7話を見てまず最初に思ったのは、幼馴染3人の関係っていつからこんなにぎくしゃくしだしたの?ってことです。次郎法師が小野政次(高橋一生)に頭を下げてもまったくいうことを聞かない。
元服して、俺と結婚したら話を聞くという無理難題を突き付けられている姿はちょっと見ていてつらくなってしまいました。幼いころに三人でよく遊んでいた姿をみてきただけにどこでこうなったんだろうって思いましたね。
やはり10年という時が大きかったんでしょうね。10年間の間、直親が井伊谷にいなかったことが幼馴染3人の関係性を崩してしまったんですよね。それがなんとなく次郎法師が感じていたからこそ、お願いしにいったんです。
それにしても、直親の無茶ぶりはすごかったですよね。すべてを小野政次のせいにしかねない一言をいうものですから、えって感じでした。でも、それを冷静に判断して返すところがさすが鶴って感じですね。
ただ、こんな終わり方をしているとまたいずれどこかのタイミングでこのようなトラブルが起こりそうな予感はします。表面的には仲がよいように見えても、政次の方が直親のことをうがった見方をしてしまいますのでどうしても心配になってしまいます。
逆に井伊家の後を継ぐ者と幼馴染であることの方が政次にとっては不幸なことなのかもしれませんね。まあ、小野家にさえ生まれてなければこんな感じでゆがんだ関係にはなってなかったんでしょうね。
おんな城主直虎第7話のMVPは高橋一生
おんな城主直虎の7話の中でMVPを上げるとしたら間違いなく高橋一生さんになるとおもいます。複雑な表情とか本当に豊かに表現できていましたよね。途中に徳川家康(阿部サダヲ)に怒る瀬名(菜々緒)もよかったんですけどね。
瀬名からの手紙がなければ、岩松の弱みを知れなかったですからそういった意味ではウラの立役者が瀬名かなとは思います。また、毎度のことですが南渓和尚(小林薫)もよかったですね。
そうそう、もう一人今回外せないと思ったのは直平(前田吟)です。川名の隠し里がばれるかもということで大きな役割を果たしました。毎回、あの怒りっぷりは本当に隠居しているの?って思ってしまいます。井伊家の中では、存在感が半端ないですよね。
今回のおんな城主直虎の前半で最も活躍している一人じゃないかなって思います。7話のMVPに話を戻すと直親と政次、次郎の3人共同でMVPにしようかなとは思いました。
でも、そんな3人の中でも誰が光っていたかと考えると小野政次が最も光っていましたね。どうしても、鶴のころとは違って悪い顔ものぞかせる政次。だからこそそこに大きな魅力があるのだと思います。
わかりやすい悪党ではなくて、心のゆらぎが3人に見てとれるのでそれが「おんな城主直虎」が楽しい理由であると感じます。今後、この3人はどこに向かっていくのか。おんな城主直虎7話の感想はここまで。おんな城主直虎の8話の感想につづく。
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